仮歯について
こんにちは。アシスタントの鈴木です。
今回は前回に引き続き歯科で使用する仮歯についてお伝えします。
私たちが今、必死に練習している仮歯ですが、歯科業界では仮歯のことをテンポラリークラウンやプロビジョナルレストレーションなどと呼んでいます。役目としては、被せ物にする前の見た目を整えるため、噛み合わせを合わせたりなど、色々な場面で使用されています(^ ^)
その物性は常温型重合レジンといい、粉と液を混ぜて形を整え、化学反応により約5~10分ほどで硬化する非常に操作性に優れた材料です。
しかしこの材料は永久的に使えるものではなく、プラスチック製なので吸水性があり汚れもつきやすく、時間の経過と共に黄ばんできて臭いもでてきてしまいます。(細菌の温床になってしまいます)
まれに仮歯のままで治療を放置してしまう患者さがいらっしゃいますが、仮歯の状態が長く続いてしまうと歯茎が炎症を起こしてしまい、せっかく型取りした被せ物が合わなくなってしまうことがあります
仮歯のままの状態が続いてる方は、是非お時間を作っていただく出来るだけ早く歯医者さんに行きましょう
アシスタント:鈴木