定期検診の重要性
こんにちは!
みなさんは歯医者さんの定期検診に行かれたことはありますか?
歯医者さんに来るほとんどの方が痛みなどの症状を訴えて来院されますが、実は治療が終わってからの『検診(メンテナンス)』がとても重要なんです。
歯科先進国であるスウェーデンやアメリカでは80%以上の人々が検診に通い、結果として自分の歯をしっかりと残すことが出来ています。
しかし日本で歯科検診を受けている人はわずか2%しなおらず、自分の歯もほとんど失ってしまっています。
つまり虫歯や歯周病を予防し、将来自分の歯をより多く残すためには歯医者さんでの定期的な検診がとても大切です!
検診の内容は、
①歯周病の検査:歯周ポケット(歯と歯茎の境目の溝)の深さのチェック、歯茎の炎症などの有無の確認
②歯ブラシでは落としきれない歯石や歯垢、着色を除去する専門的なクリーニング(PMTC)
③ブラッシング指導
④詰め物の状態確認や虫歯のチェック
となっています。
歯科衛生士による患者さん一人一人のお口の状態に合わせたブラッシング指導で、毎日のケアもさらにレベルアップすることが出来ます。
また、一年に一度 パノラマと呼ばれるお口の中全体を撮影できるレントゲン写真を撮影することで 歯と歯の間や詰め物の内側 目に見えない部分の虫歯を見つけたり、歯を支えている骨の状態などを確認することができます。
検診は患者さんのお口の中の状態によって3〜6ヶ月に一度のペースで行います。
定期的にクリーニングをして、自分が磨けている箇所と磨けていない箇所を知ることでモチベーションも維持できます!
「虫歯になったから歯医者さんに行く」のではなく、「虫歯にならないために歯医者さんに通う」という予防意識を持つことが大切です。
当院には治療だけでなく検診希望で来院される方もたくさんいらっしゃるので、
今特に痛みなどの症状がなく お口の中で気になるような箇所がないという方でも、早期発見・予防の為にもぜひお気軽に歯科検診にご来院ください!
DH 加藤