こんにちは、歯科衛生士の江副です。

みなさん歯医者さんに行くと糖尿病の有無を聞かれることがあると思います。

何の関係があると思いますか？

実は糖尿病と歯周病は大きな関係があるとご存知でしょうか？

まず糖尿病とは

インスリンというホルモンの分泌量が少なかったり、働きが悪くなったりすることで、血液中のブドウ糖（血糖）の濃度（血糖値）が上昇して高血糖状態が続く病気です。

そのため糖尿病になると

○細菌に対する抵抗力が弱まり、傷が治りにくくなる

○白血球の働きが弱まり、細菌の感染症である歯周病になりやすくなる

○歯周病の炎症はインスリンの効きを悪くさせ、血糖値を高めて糖尿病を悪化させる

○歯周病により歯肉から出血すると、歯周病菌が全身に行き渡り、血糖値に悪影響を及ぼす

○HbA1cが6.5〜7.0%あたりから歯周病が悪化するリスクが高くなり、HbA1cが9%を超えるとさらに悪化しやすくなる

このように糖尿病と歯周病は深い関係があります！

歯周病治療をすると糖尿病が少し改善されるとゆうデータもありますので、何か困っていることや歯周病が心配な方など気楽に相談してください。

歯科衛生士　江副